「ファンデーションめっちゃ重ねてるのにニキビ跡が全然消えない!」
「クマ専用のコンシーラー使ってるけど、なんで逆にクマが悪目立ちしてるの?」
そんなお悩みを持つメンズの皆さんに、今日は完璧に肌のトラブルカバーができるメイク手法をお伝えしていきます。
今まで自己流のメイクで満足いかなかった皆さん、ここでしっかり基本を学んで完璧なメイクをマスターしていきましょう!
■目次 |
肌のトラブルをメイクでカバーするには適切な色とアイテムを把握しよう
肌をキレイに見せるメイクアイテムとして代表的なのが、顔全体に使うファンデーションやBBクリームですよね。
少々の肌トラブル程度であればこれらのアイテムで簡単にカバーすることができますが、濃いシミやクマ、ニキビ跡なんかはファンデーションやBBクリームだけでは太刀打ちできないことがあります。
そもそも顔全体に使うことを想定として作られているBBクリームやファンデーションはテクスチャーが軽く、程よいカバー力でしか作られていないので完璧にトラブルをカバーすることが難しく感じることがあるでしょう
そこで登場するのが“コンシーラー”です。
コンシーラーは顔全体ではなく、部分的に使用するアイテムで、最大の特長として瞬発的にカバー力をあげ、濃い痣などもカバーできるくらい性能を併せ持っています。
つまり、肌のトラブルをカバーするためには、まずコンシーラーを使うことが条件となってくるというわけです。
そしてここで、もう一つお伝えしたいことが!
肌トラブルの種類(青髭、クマ、ニキビ・シミなど)に合わせて、コンシーラーの選び方や色を変えていかなければいけないのをご存じでしょうか?
ここも抑えておくべきポイントなので、さっそく、詳しく解説していきましょう。
クマのカバーをするために知るべきこと
大人から子供まで一度は感じたことのある目元のトラブル、クマ。
寝不足や疲労で目元の下に青っぽいくすみが発生してお疲れ顔に見えてしまう原因ですよね。
でもこのクマ、実は3種類あるって知っていますか?
この“クマの種類”によって選ぶべきコンシーラーも変わってくるので、一緒に確認していきましょう。
<クマの種類とおすすめコンシーラー>
青クマ
オレンジカラーのコンシーラーをセレクト
一般的に皆さんが“クマ“として認識しているのが青クマです。
目の下の毛細血管が血行不良を起こすことにより、青紫のようなくすんだ目元になってしまいます。
これは年齢、肌質問わず寝不足や疲労などが溜まると、誰でもできてしまいますので要注意。
この青クマには、ブルーの補色のオレンジカラーを使ってカバーしていくことでキレイに消すことができます。
茶クマ
ベージュやイエローカラーがおすすめ
肌の乾燥や、目元を擦る癖などによって肌が色素沈着を起こしてしまうパターンがこの茶クマ。
茶クマはアトピーなどの皮膚が薄い人にも出現しやすいので、基本的にはスキンケアでしっかり予防とケアをしていくのがおすすめですが、出現してしまったらメイクでカバーしていくしかありません。
茶色い色素沈着が原因ですから、自分の肌色と同じベージュカラーのコンシーラーを重ねるか、それでもカバーしきれない場合はイエローのコンシーラーでカバーしていくようにしましょう。
日本人は黄色人種なので、くすみには黄色味が最もカバー力を発揮してくれるんです。
黒クマ
ライトカラーのコンシーラーをON
年齢を重ねるごとに現れる黒クマは、たるみが原因のクマ。
しっかり睡眠を取ったはずなのに・・・全然疲れていないのに・・・なぜかクマが気になる…。そんな方は黒クマかもしれません。
黒クマの場合は目の下がたるむことによってできた影によるクマなので、ライトなベージュやホワイトカラーのコンシーラーを使ってカバーしていきましょう。
もちろん、明るいコンシーラーを使うと肌から浮いてしまうので、自分の肌色に合ったファンデーションの色で最後は重ねて馴染ませていってくださいね。
手ごわい青髭はこうしてカバーしろ!
続いては青髭カバーについて、テクニックを伝授!
青髭はメンズメイクの分野においても、最重要課題として取り上げられることも多いですよね。
青髭をしっかりカバーしようと意気込んで、コンシーラーやファンデーションを厚塗りしてみたけど、なんか口の周りだけ黄色く浮いちゃうかも・・・みたいな経験をされた方いると思います。
基本は青クマの時と同じように、青みの補色オレンジカラーでカバーしていくのがおすすめですが色白の方の場合、オレンジカラーを使ってしまうと肌から黄色味が強く出てしまうので要注意。
では髭カバーってどうすればいいの?
って声が聞こえてきそうですが、色白男子の青髭カバーについては赤味カラーのコンシーラーや赤のチークを代用して仕込むのが正解です。
青髭に悩む方のほとんどが色白の男性ですから、ここは抑えておいても損はない情報だと言えるでしょう。
ちなみに普通の肌色の男性は、通常通り青色の補色、オレンジカラーでカバーしていけば問題なしですよー!
シミ・にきび、ニキビ跡のカバー方法とは
最後に日焼けした後に突如出てくるシミ、そして食生活やストレスで発生するニキビについてのカバー方法をご紹介します。
シミやニキビ、ニキビ跡などの比較的、小規模の範囲のトラブルには固めのコンシーラーを使っていくのが基本のメイクテクニックになります。
ニキビは凹凸しているので、柔らかいコンシーラーだとすぐに剥げ出てしまうのと、シミも柔らかいコンシーラーではカバーしきれません。
スティックタイプやソリッド(固形)タイプのコンシーラーをセレクトしてください。
またコンシーラーの色味については、明るい色は使わないこと。
明るいカラーでカバーしようとすると、逆にトラブル箇所が透けて見えてニキビ跡やシミなどがくすんで浮き出てきます。
まずは、顔全体に使用しているファンデーションよりもほんの少しだけ暗めのベージュを使い、トラブル箇所を覆いかぶせます。
その後に自分が使用しているファンデーションを重ねてミルフィーユ状にカバーしていくとキレイに消えます。
シミやニキビなどのトラブルは、地肌よりも少し健康的な肌色でカバーすることによって、色ムラの濃さを目立たなくし、さらにその上からファンデを重ねると綺麗にファンデの色が発色するようになるんです。
これ、意外とみんな知らない高等技術ですよ!
完璧にトラブルカバーしながらフルメイクを完成させよう!
最後に肌トラブルを上手に隠すフルカバーメイクを実践していきましょう。
ステップ①
クマをコンシーラーでカバー
クマのカバーをする際はファンデーションの前にコンシーラーを使うのがおすすめ。
なぜならクマのカバーで使うコンシーラーは色味の強いものが多いので、最後にベージュカラーを馴染ませていかなければなりません。
そうするとファンデ(ベージュ)→コンシーラー(オレンジなどのカラー)→ファンデ(ベージュ)、よりもコンシーラー→ファンデの2ステップの方が手間が省けて、かつ重ねる化粧料が少なくて済むのでナチュラルに仕上がります。
クマの部分にコンシーラーをつけたら、スポンジや指などでぼかしておきます。
ステップ②
青髭の部分にコンシーラーを仕込む
クマと同様に青髭部分も色味の強いコンシーラーカラーを使うことが多いので、ファンデーション前に仕込んでおきましょう。
色白さんはピンクや赤系のコンシーラーを、普通の肌色の男性はオレンジカラーのコンシーラーを塗布してスポンジでしっかり叩いておきましょう。
ステップ③
全体にファンデ―ションやBBクリームを塗布
クマと青髭部分をカバーした状態で顔全体にファンデーションやBBクリームを重ねていきます。
ファンデーションやBBクリームが塗り終えたら、全体的にスポンジでパッティングしますが、コンシーラーの部分は念入りにパッティングしてください。
メイク持ちが良くなります。
ステップ④
この時点でカバーできないニキビやシミなどにベージュのコンシーラーをON
ファンデーション塗布だけではカバーしきれないニキビやシミなどの細かいトラブルがある場合は、スティックなどの固いコンシーラーを用いてピンポイントでカバーしていきましょう。
ほんの少し地肌よりも健康的なカラーのコンシーラーを使う場合は、その後に使用中のファンデを重ねてブレンドしていってくださいね。
そうすると、なんの色ムラもない自然なベースメイクのできあがりです!
というわけで、コンシーラーの使うタイミングや箇所について、解説させて頂きましたがいかがでしたか?
今回お伝えした内容を実践して頂くと、「本当に肌のトラブルあるの?」って周りから疑われるくらい完璧な肌メイクができると思います。
ファンデーションとコンシーラーを同時に使用して、トラブルをフルカバーしてみてくださいね。