「ふっくらして見える丸顔が嫌」「彫りの深い顔になりたい!」など、男性でも顔の形に悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。輪郭の印象を変えるためには「シェーディングメイク」がおすすです。シェーディングを使えば簡単に小顔を目指すことができ、顔の印象を変えられます。
ただ、シェーディングの使い方が分からないという方も多いはず。今回はメイク初心者の方でも分かりやすいよう、コスメの選び方やシェーディングの使い方を解説します。
■目次 |
シェーディングで得られる効果とは?
シェーディングとはフェイスラインや鼻筋に暗いカラーを入れることで、顔に陰影をつけ立体感のある小顔に見せるメイク方法です。
日本人の顔は外国人と比べ、凹凸が少なく余白が多いといわれています。個人差はあるものの、全体的にふっくらした丸みのある印象です。シェーディングを入れると、顔に影ができシュッとした印象を与えられます。
アイメイクや眉メイクよりもバレにくく顔の印象を変えられるので、初めてメイクに挑戦する方にもおすすめですよ。
シェーディングの選び方
シェーディングといっても、ただ暗い色を塗ればいいというわけではなく、自分の肌に合ったものを使う必要があります。まずはシェーディングの選び方をチェックしてみましょう!
その①タイプで選ぶ
シェーディングには大きく分けて4種類のタイプがあります。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったタイプを探しましょう。
パウダータイプ:初心者でも使いやすい
パウダータイプのシェーディングは、自然な仕上がりにしたい方におすすめ。ブラシを使って塗るので、色がつきすぎてしまう心配もなく初心者の方でも使いやすいですよ。
パウダータイプは理想の影ができるまで、調節しながら塗り重ねられるのが特徴的。肌馴染みも良くナチュラルに仕上がるので「メイクをしているのがバレたくない」という方にもおすすめです。
ブラシを使って塗るパウダータイプは、フェイスラインやあご先など、広い範囲を塗るときに最適。初めてシェーディングメイクをする方はパウダータイプを選ぶといいですよ。
スティックタイプ:発色が良く塗りやすい
スティックタイプは発色の良さが特徴的。さっとのせるだけでしっかり発色してくれるので、ぼかしながら使うのがおすすめです。
細かい部分にも塗りやすいので、鼻筋や生え際部分の使用に適しています。気になる部分にラインを書くように塗り、スポンジやブラシで優しくたたくようにしてぼかしましょう。
クリームのような柔らかいテクスチャーで、肌にしっかり密着してくれます。
リキッドタイプ:シェーディングに慣れている方におすすめ
伸びがよく肌馴染みがいいのがリキッドタイプです。ただ、ムラができやすく量の調節が難しいので、メイク初心者の方は使いにくく感じるかもしれません。
リキッドタイプを塗るときは少量ずつ重ねるのがポイント。スポンジで優しくたたくようにして塗り広げましょう。パウダータイプと比べツヤ感のある仕上がりになります。
クリームタイプ:メイク崩れの心配がない
クリームタイプは、スティックタイプ同様肌にしっかり密着してくれるので、メイク崩れの心配がありません。マスクをしても崩れにくく、何度もメイク直しをしなくていいのが嬉しいポイントです。
クリームタイプは指で塗れるので、鼻筋や生え際などの細かい部分での使用に適しています。ツヤ感のあるものも多いので、美肌効果も期待できます。
その②肌色に合わせて選ぶ
シェーディングは自分の肌色に合ったカラーを選ぶことで、自然なメイクに仕上げられます。
基本的には肌の色から2トーンほど下のカラーを選ぶのがおすすめです。
お店で購入する場合は実際に肌に塗り、色が濃すぎないかチェックするのがマスト。ネットで購入する場合は、自分に合ったものを選ぶのが難しいので、薄づきで発色が濃すぎないものを選ぶといいでしょう。
また肌の色は「イエローベース」「ブルーベース」に分かれており、それによっても似合う色が異なります。
イエローベース
イエローベースは黄味がかった肌色の人をいいます。特徴は「ピンク系のメイクをするとくすみやすい」「日焼けをすると肌が小麦色になりやすい」など。
イエローベースの方には黄味がかった、ブラウン系ベージュのシェーディングがおすすめです。肌色と馴染みやすく、自然なメイクに仕上げられますよ。
ブルーベース
ブルーベースは青みがかった肌・ピンク味のある肌の人をいいます。目や髪が黒い人が多く、日焼けをしても赤くなってすぐ元に戻るという特徴があります。
ブルーベースの方には青みのあるグレー系のカラーがおすすめ。グレーベージュやグレーブラウンを使うとナチュラルな仕上がりになります。
その③目指す顔で選ぶ
シェーディングには、マット系・パール系・ラメ系などさまざまな質感のものがあります。男性のシャーディングメイクにはマット系かパール系のものが適しています。
ラメ系を使用するとキラキラした質感に仕上がるので、ナチュラルに仕上げたい方にはあまりおすすめしません。自然に仕上げたい方はマット系を使うのがベストです。
また、パール系を使った場合はツヤ感のある仕上がりになります。クリームタイプやリキッドタイプにはツヤのあるものが多いので、美肌効果も目指したい方は選んでみてください。
顔タイプ別!シェーディングメイクのやり方
ここからは顔のタイプ別にシェーディングメイクのやり方を解説します。初めてシェーディングを使う方にも分かりやすいよう、写真付きで説明しますので参考にしてみてくださいね。
面長タイプ
シェーディングを入れるポイント
・生え際
・あご先
・鼻筋
面長タイプの方は顔が縦長なので、生え際とあご先にシェーディングを入れましょう。そうすることで縦の余白部分が減り、丸みのある印象に仕上げられます。
また、眉間から目の横までシェーディングを入れると、目鼻立ちのくっきりした彫りの深い顔つきにできますよ。
鼻先まで入れると顔が長く見えてしまうので逆効果です。
丸顔タイプ
シェーディングを入れるポイント
・フェイスライン(丸みのある場所)
・鼻筋
丸顔タイプの方は顔が大きく見えてしまったり、ふっくらした印象になってしまったりします。フェイスラインにシェーディングを入れて小顔効果を出すのがポイントです。
左右エラの影になる部分にシェーディングを塗ると、縦のラインが強調されてスッキリした印象を与えられます。
鼻筋にも影を作るとより凛とした顔に仕上がるので、眉間から小鼻にかけて入れるとよいでしょう。
逆三角タイプ
シェーディングを入れるポイント
・額サイド
・あご先
・鼻筋
逆三角タイプの人は頬のあたりに丸みがあり、あご先が尖っているのが特徴です。全体的に丸みを出すために、額の両サイドとあご先にシェーディングを入れましょう。
鼻筋にもシェーディングを入れると、彫りの深いイケメン顔に仕上がりますよ。
ベース型タイプ
シェーディングを入れるポイント
・額サイド
・エラ部分
・あご先
・眉間
ベース型タイプの方は、エラがはっておりシャープなあごが特徴的です。エラ部分を隠したい方であれば、気になる部分にシェーディングを入れるのがおすすめ。影をつけることで丸みのある顔にできますよ。シャープなあご先も気になるようであればシェーディングを入れましょう。
ベース型タイプの方はもともと顔たちがはっきりしている場合が多いので、短めに目の横にシェーディングを入れるだけでも彫りの深い印象を与えられる場合があります。
シェーディングメイクをおさらい
シェーディングの選び方やメイク方法を解説しました。最後にシェーディングメイクのポイントをおさらいしてみましょう。
ポイント1:使いやすいタイプのシェーディングを選ぶ
ポイント2:肌色に合わせてカラーを選ぶ
ポイント3:顔の形に合わせてシェーディングを塗る
これらのポイントをおさえてシェーディングメイクをすると、小顔効果が期待でき目鼻立ちのくっきりしたイケメン顔を目指せます。
シェーディングを使って小顔イケメンになろう!
シェーディングは自分に合ったコスメを選び、顔の形に合わせたメイク方法をすることが重要です。アイメイクや眉メイクに抵抗がある方も、シェーディングメイクであればバレにくく、自然に顔の印象を変えられますよ。まずは使いやすそうなシェーディングを選んで、小顔メイクに挑戦してみてくださいね。