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まずはじめに!ファンデーションってなに?
ファンデーションとはお肌のトーンや色を均一にさせ肌を綺麗に見せるためのアイテムです。そして、メイクの土台として使うことで他の化粧品の良さを引き出す役割も担ってくれています。たくさんの種類があるのは、”水”や”油”そして色をつけるための顔料などの“粉体”の配合の割合によって変わってきます。
BBクリームと何が違うの??
BBクリームとはBlemish Balm creamの略で、“blemish”は傷、“balm”はバーム、つまり軟膏なのです。元々は美容施術後にも塗ることができるクリームとしての役割を果たしていました。美容大国韓国でその人気が広がり、日本でも広がってきました。最近になると、UVケア成分の入っているものや、高い肌色補正機能をもったものも増えてきたため、ファンデーションとの違いはさほど大きくなくなってきています。
選び方としては、仕上がりをどんなものにしたいのかというのを基準で選ぶといいでしょう。BBクリームだと肌に優しく、全体的に自然な肌に仕上げてくれます。その一方でファンデーションだと自分の肌悩みを解決しやすいというメリットがあります。今日の自分はどんなふうになりたいか、というので選んでみると毎日のメイクがもっと楽しくなるのではないでしょうか。
ファンデーションの種類と選び方
1.リキッドファンデーション
最初に紹介するのがリキッドファンデーションです。これは液体状のファンデーションで水分量が多いです。水分が多いということもあり、ツヤ肌に仕上げてくれるものが多いです。
リキッドファンデーションはこんな人におすすめ
- 混合肌
- ツヤ肌に仕上げたい
- 高いカバー力が欲しい
2.パウダーファンデーション
次に紹介するのがパウダーファンデーションです。
パウダーファンデーションとは、粉末を固めた固形状のファンデーションです。持ち運びや化粧直しという面で使いやすいです。仕上がりはさらっとしているものが多く、マット肌に仕上げたい人におすすめの商品です。また、パウダーファンデーションの中にも、「水なしタイプ」と、パフに水を含ませて使うことができる「両用タイプ」があります。両用タイプは密着度がUPするため持ちが良く、「水なしタイプ」はよりさっぱり仕上げたい人向けになっています。パウダーファンデーションを買うときはどちらのタイプか確認して買うようにしましょう。
パウダーファンデーションはこんな人におすすめ
- 肌のベタつきが気になる
- テカりを抑えたい
- マットな仕上がりが好み
3.クリームファンデーション
3つ目に紹介するのがクリームファンデーションです。カバー力を最も重要視する人におすすめの商品です。また、クリームファンデーションは油分が多いため、カバー力や持続力があります。
クリームファンデーションはこんな人におすすめ
- カバー力が欲しい
- 保湿力が欲しい
- 乾燥肌
4.クッションファンデーション
4つ目に紹介するのがクッションファンデーションです。韓国発のコスメでパウダーファンデーションとリキッドファンデーションの中間のようなイメージです。下地の機能も備えているものが多いため、パパッとメイクを済ませたいというときにぴったりのアイテムです。
クッションファンデーションはこんな人におすすめ
- ベースメイクに時間をかけたくない
- ツヤ感が欲しい
5.ミネラルファンデーション
最後に紹介するのは【ミネラルファンデーション】です。これは鉱物を使ったファンデーションのことです。4つの 天然鉱物(ミネラル)であるマイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄からできています。他のファンデーションと比較してもナチュラルに仕上がるのがミネラルファンデーションの特徴であるといえます。
ミネラルファンデーションはこんな人におすすめ
ファンデーション別ベースメイクの順番
ベースメイクの基本的な順番は(1)スキンケア(2)日焼け止め(3)化粧下地(4)コンシーラー(5)パウダーファンデーションです。その後、シェーディングやハイライトを行い、色ものも使っていきます。
リキッドファンデーションを使う場合
- スキンケア
- 日焼け止め
- 下地
- リキッドファンデーション
- コンシーラー
- ルースorプレストパウダー
- ハイライト・シェーディング
パウダーファンデーションを使う場合
- スキンケア
- 日焼け止め
- 下地
- コンシーラー
- パウダーファンデーション
- ハイライト・シェーディング
クッションファンデーションを使う場合
基礎的なファンデーションの塗り方
1.共通している塗り方
ファンデーションを塗る時は、まず半顔塗り、片側ができてからもう片方も仕上げていきましょう。(左頬→右の額→左頬→左の額のような順)目や鼻、口などパーツがあり細かい部分は最後に丁寧に仕上げましょう。この順番はどのファンデーションにおいても同じです。また、手やスポンジ、ブラシなど道具によっても順番が変わることはありません。
2.リキッドファンデーション・クリームファンデーション の塗り方
まず直接顔に塗るのは絶対にNGです!聞き手と逆の手の甲にファンデーションを1プッシュ出しましょう。※適量は製品によって変わる場合があるので確認しましょう。
そこから額、両頬、鼻、顎の5点に均等に置きます。そして、斜め上に向かって伸ばしていきます。目のキワや小鼻の周りなどにファンデーションを多く塗ってしまうと、ファンデーションが溜まってしまい、汚いメイクに仕上がってしまうため、動きのある部分は薄付きになるようにしましょう。
人は、印象として頬に一番目がいきます!そのため、頬がしっかりカバーされているだけで「この人は肌が綺麗!」という印象を与えることができます。だからこそ、頬のファンデーションを丁寧に塗るようにしましょう。
3.パウダーファンデーション・ミネラルファンデーションの塗り方
まず、スポンジの約半分にファンデーションをつけます。このときこの量で半顔を仕上げるということを忘れないでください。
付け方としては、優しくスポンジを滑らせるイメージで塗っていきます。強く塗ったり、重ね塗りをしすぎると不自然なメイクになってしまったり、くずれやすくなってしまったりするため、優しくフワッと塗ることが大切です。
4.クッションファンデーションの塗り方
はじめに、パフの3分の1程度にファンデーションをとります。ファンデーションをパフに取ったら、そのまま塗るのではなく、裏側のパフにポンポンと馴染ませてから使いましょう!すると、厚塗り感の出ない自然な肌に仕上げることができます。そして、リキッドファンデーションやパウダーファンデーションは、スライドさせながら塗りますが、クッションファンデーションはタッピングしながら塗っていきましょう。
ファンデーションにおいて気をつけるべきこと
1.顔の色でファンデーション選びは禁物!
多くの人はファンデーションを選ぶ時に、自分の顔色と照らし合わせて、塗った時に違和感がないかどうかで選びがちです。お試しで頬に塗った姿を見ると、ばっちりでも、実際買ってみたら、首との境目に違和感があることに気づかなかった!なんてことも・・・
そのためファンデーションを選ぶ際は「フェイスラインに載せた時に、自分の肌の色と馴染むかどうか」で判断してあげましょう!
2.一年中同じものを使うことはやめましょう!
自分のお気に入りのファンデーションをずっと使っているという方も少なくないと思います。しかし、季節によってお肌の調子が変わるため、ファンデーションもそれに合わせて変えてあげることがBESTです。
例えば、夏にはUVカット成分が含まれているものや、汗や皮脂に強いもの、冬には肌を保湿しながらファンデーションの役割を果たしてくれるようなものがおすすめです。
3.ファンデーションの重ね付けには注意
それぞれメリットがあるファンデーションの良いところが全部欲しいが故に重ね塗りをしている人も少なくないです。
特に多くみられるのが、リキッドファンデーション×パウダーファンデーション
しかし、どちらもファンデーションであるため、カバー力はあがるもののその分崩れやすくなったり、厚塗り感がでてしまったり・・というデメリット的な要素の方が多く現れてしまいがちです。
「どちらの要素もほしい!」
そんなときにはリキッドファンデーション×フェイスパウダー、パウダーファンデーション×保湿力の高い下地などファンデーション×ファンデーションをなるべくしない形で肌をつくってあげるほうが、仕上がりも肌にとっても良いと言えるでしょう。
最後に
ベースとなるファンデーションが上手にできるようになると、より一層メイクの幅も広がり、楽しくなるのではないでしょうか。自分にあったファンデーションを見つけてあげることで、肌悩みもなくなるので、もっともっとメイクがしたくなるはずです。
たくさんチャレンジをしてみて、自分にあったファンデーションを探してみてください!